岡田智史
埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-380-1 第10松ビル7F 048-626-6571
略歴
東洋大学法学部卒業。新卒で大手IT系企業に入社。以後、上場企業やベンチャー企業4社を経験後、株式会社U-MXにて執行役員を歴任。同社退職後、2023年6月に独立。全国の厳選した食品販売を行うフードブランド「食べごち」の運営を行う。法人向けにはコンシェルジュサービスも展開中。
現在の仕事についた経緯
前職で会員向けのクローズド型ネットモールを運営していたのですが、色々な一次生産者・サプライヤーさんとお話しているなかで、モノづくりには非常に情熱をかけて取り組まれているものの、インターネットの知見が薄く認知を広める手段がわからない、また売り方がわからないというお悩みの声を多く聞きました。そして、まだ世の中に知られていない素敵な商品を消費者の皆さんに届ける架け橋になりたいという想いが強く湧きました。
食は生きるうえで欠かすことができないもので、“食べる”ことは生きる活力や幸せを感じられる瞬間でもあります。食を通じて人々を笑顔にハッピーにしていきたい、そんな想いから事業をスタートをさせました。
仕事へのこだわり
自分自身に嘘を付かない、ということをとにかく新人時代から心掛けてきました。
社外のお客様やパートナーに対して、また社内の関係者に対して、誠実にアウトプットしていくためには、自身の仕事にごまかしや嘘がないか、為すべきことを妥協なくできているか、ということが大切であると考えています。
誰にでも挨拶をする。時間を守る。納期を守る。感謝を表す。
凡事徹底という言葉がありますが、当たり前のことを当たり前にやり続けることは簡単なようで意外に難しいことです。
営業の仕事で言えば、自社の売りたい商品を相手の課題やニーズを考えず一方的に押し売りしたとしても、なかなか売れませんし、売れたとしても継続率は低くなります。
相手を知ること。そして、自社の商品の強みと競合他社との差別化を理解したうえで、導入していただくことでどんな成果やメリットが出るのかを、資料にし可視化して提案することが必要です。
しかしながら、これは一朝一夕にはいきません。トライ&エラーを繰り返し自己研鑽していくことが大切です。
そして一番大事なのは、自分の強みと弱みは何なのかを知ることです。自分の現在地を知り、そのうえでできる最大限のパフォーマンスを出す。成功と失敗を繰り返しながら自身の可能性を拡げていくことが重要です。
ロジックやデータだけでは、信用は得られても、信頼はされません。
信頼に値する人として認められ、長く頼られる存在であり続けられるように、凡事徹底を続けて進化しながら当たり前のレベルを上げていく。そのような人材や組織が成功・成長し、勝ち続けるのだと思います。
これからも自身が率先垂範し、マネージメントをするうえでも変わらずに伝えていきます。
若者へのメッセージ
人生の目的は何なのか、働く意義は何なのかを学生時代に考えることを是非してみてほしいと思います。そして、どのような仕事が世の中にあるのかを知り、体験したり調べてみたりして、目的に向かってワクワクして働くイメージを描いてほしいです。
昨今、SNSやメディアプラットフォーム等による情報発信が急速に進み、ライフスタイルも多様化しているなかで、ワークライフバランスを重視する傾向が高まってきています。
年功序列、学歴社会は崩れつつあり、働き方も様々で、組織や場所・時間に捉われないワークスタイルは、まさにニューノーマル時代と言えると思います。
今の時代は情報があふれ、自由度が増して選択肢が豊富であるため、自分の人生をどう生きていくのかを思考することの重要性は確実に増しています。
これからは自分自身で選択していかなければなりません。どんな大人になりたいのか、どんな仕事に就いて何を成し遂げたいのかが明確であればあるほど、職においてもミスマッチが少なくなります。生産性が上がり、各業界でのプロフェッショナルな人材が増えれば、日本経済が潤い、日本が元気になっていくと信じています。
私たちも、見守るだけではなく、働くことの意義や大切さを改めて伝え、皆さんがいきいきと働けて活躍できる場を提供していきます。共に、日本の明るい未来を創っていきましょう。
既成概念に捉われず、思いっきり人生を楽しみながら日本を元気にしていくニューリーダーが多く出てきてくれることを強く願っています。